株式会社 有馬動熱工業所

創業物語

地域と共に歩んで55年。

ひとりの技術者の想いから有馬動熱は生まれました。
創立当時のエピソードをご紹介します。







 戦後、昭和30年代に入り、高度成長時代を迎えた日本において、産業全般に急速にボイラーが普及してきました。

 しかし、青森県等の地方にあってはボイラー技術者は稀少であり、都度中央メーカーの技術者に依存しなければならず、大変な時間と労力を要していたのです。

 当時、日東化学工業(株)に勤務していたボイラー特級技士であり熱管理士であった有馬三巳は、八戸工場で定年を迎えましたが、その知識と技術を地域後継に普及継承させるべく八戸を終焉の地と定め、各団体・企業等に乞われるままに技術者育成に心血を注ぎました。いつしか「ボイラーの神様」と称され活動範囲も東北一円にまで及びました。

 そしていつのまにか、相談・指導のみならず故障修理や、整備メンテナンスの依頼も増えてきて、その地域のニーズに応えるべく出来たのが現在の有馬動熱工業所の原点であります。

 やがて創業者、有馬三巳の熱い想いと技術は、後継者によって現在に受け継がれ、整備・修理に留まらず老朽ボイラーの再生といった当社の技術が、八戸市及び青森県より卓越技能者を輩出いたしました。
 私たちは「熱技術を通じて地域に奉仕する」という創業者の信念と情熱を受け継ぎ、確かな技術で信頼と安心に応えるべく日々研鑽してまいります。

=創業者の主な功績=
昭和32年 産業安全に対する功績により労働大臣により表彰状
昭和33年 熱管理技術功績により日本工業技術院より感謝状
昭和36年 熱管理技術功績により通商産業大臣より感謝状
昭和46年 ボイラー技術後継者育成功績により(社)日本ボイラ協会より感謝状
昭和48年 日本技能推称協議会より優良技能経営者受賞







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